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2007年02月24日

引退式

  
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２００４年８月２８日の障害競走で落馬をして休養していた常石勝義騎手（２９）が現役復帰を断念し、
２８日付で引退することになった。

今日は、阪神競馬場でそんな彼の引退式。

常石勝義騎手と言われても、ピンとこない方も多いと思う。
豊かのような世界の誰もが知っているジョッキーでも
幸四郎のようにバラエティー番組に準レギュラーのように出るジョッキーでもない
ごくごく普通にがんばっているジョッキーの一人です。
いや、寧ろ、
こういうジョッキーが９９％なのですよ。
たった１勝をあげる為に命をかけているジョッキー。

まさしく彼は、命をかけて騎乗してきた。

１９９６年３月に中尾正厩舎所属でデビューした彼は、
１９９６年８月４日、小倉競馬場でのレース中に落馬事故を起こし脳挫傷で意識不明の状態に陥る。

毎日のように、JRAのHPに容態報告が掲載され、
何度もう駄目かもと思われた･･･が
奇跡的な回復をし、翌１９９７年に復帰。
この年の小倉3歳ステークスでタケイチケントウに騎乗し、
見事に重賞初勝利を飾ったのでした。

平地だけでなく障害の騎手としても活躍して、
２００３年には中山グランドジャンプでビッグテーストに騎乗しＧⅠ（Ｊ・ＧⅠ）を制覇。
晴れてＧⅠジョッキーとなりました。

この時のビックテーストの勝負服を着て引退式を行いました。

同年の関屋記念（ＧⅢ）を制したオースミコスモ。
この馬も彼の騎乗でしたが
今日の引退式の司会を勤めていた和田騎手が
常石騎手はこのオースミコスモの事が大好きだったそうです。
(豆知識　豆知識♪)

２００４年８月２８日、
小倉競馬場で行われた豊国ジャンプステークスで再び落馬してしまいました。
脳挫傷、外傷性くも膜下出血、頭蓋内血腫を併発し意識不明の重体に陥ったのですが
昏睡療法（筋弛緩剤などの薬物投与により脳への負担を減らして回復を促す治療法）が功を奏して、
1ヶ月で意識を回復。
翌２００５年には木馬に乗って騎乗トレーニングができるまでに回復しました。

レース復帰を目指してリハビリを行っていたのですが、
ドクターストップがかかり
騎手免許の更新を行わず引退する事になったのでした。

和田君の、いまいち段取りの悪い司会進行がちょっと面白く
ちょっと笑いが出ましたが
常石騎手の経歴を言葉を詰まらせながら紹介する和田君の隣で
ニコニコと笑顔をお客さんに向けている常石騎手の姿が素敵でした。

騎手会栗東支部長の豊かからの花束贈呈。

そして、同期ジョッキーの代表として祐一から花束贈････
私服じゃん！祐一！！！　
一般人がこんなところ居ちゃいかんよ～と思ってしまった(^^;)

なんとなくほのぼのして、仲間で作り上げたあったかい引退式だ。

ただね、
常石騎手からの挨拶で彼が話し始めた時
私は涙がボロボロ出た･･･
まだ少しだけ、しゃべる時が大変そうなんですよ。
でも、笑顔でニコニコしながら

「引退式を開いてくれた事に感謝しています。
本当はもっとやりたいけれどドクターストップがかかり、
引退する事になりました。
これからは第二の人生で自分がやる事を見つける毎日になりますが
生きているという事のすばらしさを感じて頑張っていきたいとおもいます。」

と話してくれた。

人柄が出たいい引退式だったよ･･･

決して、メジャーなジョッキーではないけれど
こう言う人格者の引退は競馬サークルにも影響があるかもしれないね。

競馬の怖さ、命がけの仕事だと言う事を
彼は身をもって教えてくれたんだからね。


おつかれさま！常石くん！

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2007年02月09日

モチ　に癒される･･･

  
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今日はすご～～い嫌な事があったので
和もうと思い
自分の日記の「モチ　若駒ステークス」
を見た。


『モチが上がっていきます！！』

　　　　　　　　　　　　　　↓

『モチが揚がっていきます！！』


モチが揚がったら


アラレじゃないか！！！！！！！


癒されるな～～～～

モチ